一方で市は、受動喫煙対策を講じたうえで、喫煙場所を設けているパチンコ店や立体駐車場などを紹介していますが、喫煙できる具体的な場所を知るには、看板に掲載された二次元コードを読み取る手間がかかります。

灰皿が撤去された周辺では、今後も市民や観光客が喫煙場所と勘違いする恐れがあるため、市は「民間事業者の協力を得て分煙施設を増やしつつ、設置場所の周知も強化したい」と話しています。

なお、上通と下通、新市街のアーケード内で路上喫煙やたばこのポイ捨てをすると過料が科される可能性があります。


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