■改正鳥獣保護管理法施行
こうした中、きょう改正鳥獣保護管理法が施行され、人の生活エリアにクマが侵入した場合に銃を使うことができるようになりました。
これまでは原則的に市街地で銃を使うことはできず、人に危険が及ぶ場合に県と警察の許可を得て使う必要がありました。
しかし、今回の改正法では、人が生活するエリアにクマが侵入し、緊急性が高く、他に迅速に捕獲する手段がないこと。さらに、人に弾丸が届くおそれがない場合に
市町村の判断で銃の使用が可能となりました。

改正法を受けて県は、今後の対応などについて検討していくとしています。
クマの出没が相次ぐ中、県と警察は、県民ができる対応として目撃された場所では夜間や早朝の外出を控えること、クマのエサとなる生ごみを家の周囲に置かないことなどを呼びかけているほか、クマを見つけた際は、すぐに市や警察に通報してほしいとしています。
