三笠宮家の彬子さまが、イギリス・オックスフォードで講演されました。

女子ラグビーワールドカップ観戦のためイギリスを訪問している彬子さまは現地時間28日、オックスフォードのアシュモリアン美術館で英語で講演されました。

彬子さま
「101歳で亡くなった祖母は衣装について多くのことを語ってくれました。私はそれを学術研究としてまとめようとしています」

講演は「衣装がつなぐ王室と皇室のものがたりー日英交流の軌跡ー」というタイトルで、冒頭、彬子さまは、去年逝去された祖母・百合子さまがこの企画の発案者であることに触れられました。

また、イギリスに留学した経験から、「イギリスの学生は自国の歴史に精通しているのに対して、私は日本について自分がいかに知らないかを痛感しました。そこで、日本人として海外の人たちに情報を発信したいと思うようになりました」などと話されました。

彬子さまは、名門オックスフォード大学に留学し、2010年に女性皇族で初めて博士号を取得されています。

彬子さまは、去年11月、このテーマで講演を行う予定でしたが、百合子さまの体調悪化を受け、緊急帰国されていました。