岡山県吉備中央町の浄水場で有害性が指摘されている有機フッ素化合物・PFASが検出された問題です。健康問題への不安解消に向けて、地域住民と町が情報を共有するための連絡協議会が開かれました。

きのう(28日)行われたのは、町と地域住民が参加した「有機フッ素化合物に関する連絡協議会」です。協議会は円城浄水場からPFASが検出された問題に対し、町の問題解決に向けた取り組みについて、地域住民から意見を聞く場として初めて開かれました。

出席者からは血液検査の頻度や子どもの健診、農産物の風評被害など、町がどのように対応するのか、あらためて意見が出ました。

(山本雅則吉備中央町長)
「いろんな意見が出ることが私は大事かなと思っています。いい実効性のある取り組みをしていくべきかなと」

協議会は今後は2か月ごとに開催される予定だということです。