感染症情報です。県内の「リンゴ病」の患者数は177人で前の週より114人増加し、20週連続の警報レベルとなっています。

また、新型コロナウイルスの患者数も5週連続で増加していて県が注意を呼びかけています。

県衛生研究所によりますと、今月18日から24日までに県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の患者数は、前の週より114人増加し177人でした。

1定点あたりの患者数は6.81人です。

リンゴ病の患者数の増加は3週ぶりで、警報レベルは20週連続で続いています。

保健所別では、庄内で62人、村山で43人、山形市で38人、置賜で25人などとなっていて、県内すべての保健所管内で警報レベルが続いています。

また、県内39の定点医療機関から報告があった新型コロナの感染者は344人で、前の週より135人増加しています。

一定点医療機関あたりでは8.82人となっていて、5週連続の増加です。

保健所別では、村山で100人、庄内で94人、最上で54人などとなっていて県内すべての保健所管内で患者数が増加しています。

県衛生研究所によりますと、この患者数は、去年の同じ時期と比べると少ないものの、今年に入ってからは一番多く、注意が必要だということです。

県は換気や手洗い、適切なマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。