中村監督「優勝目指したいって言っているけれど、何で優勝したいの。その答えを自分たちなりに話し合ってください」

宮本岳虎選手(2年)「3年生に単純に優勝してほしいという気持ちが強いから」

坂田晃悠選手(3年)「優勝が狙える立ち位置にいるから」

十人十色の回答が出る中、監督は…

中村監督「実際これだけの人数がいるから、考えの差は出てくるから。でも駅伝で勝つというのはその差があったらダメなんですよ。先生が思う、なんで優勝したいのか。誰か一人が目立つことじゃなくて、光を浴びていないかもしれないチームで30番目の子も光を浴びさせることができるから、それが駅伝の力なんだよ」

宇都宮駿主将(3年)「自分の思いとして、みんなを自慢したいというのがあって、そこを考えたときに監督の考えが大事なんだと思った」

勝負の日まで約2か月。自律した慶誠の選手たちが目指すのは、全国の舞台・都大路です。

選手たち「優勝目指して頑張るぞ!おーっ!!」

彼らの勝負の舞台、県高校駅伝は11月1日に開催される予定です。