8月の記録的な大雨から1か月が経ちますが、復旧作業が続く被災地ではまだまだ人手が必要です。そして、子どもたちは次の災害への備えを考えています。

土砂に埋もれたカーブミラー

熊本県八代市興善寺町は、8月の記録的な大雨で大量の土砂が流れ込みました。

記者「道路には土砂が1mほど積もり、カーブミラーは私の頭の位置になっています」

あれから1か月…。

記者「興善寺町では復旧作業が進み、人の胸辺りまで堆積していた土砂はおおむね取り払われました。足元には、これまで見えていなかった川が姿を現しました」

土砂で埋まっていた川に水の流れが戻るなど、少しずつ元の姿を取り戻しています。一方で、手つかずの場所も。この家には、今週になってようやくボランティアが入りました。

実家が被災した興善寺町の住民「よそは片付いていくのに、うちだけ何で片付かないのかと思っていた。ありがたいです、ボランティアの人に」

こうした中、8月の大雨で被災した龍峯小学校では、防災を学ぶ授業が行われました。