長島町の獅子島と熊本県水俣を結ぶ新たな船が24日から就航するのを前に、23日お披露目式がありました。

旅客船「ししじま」は長島町獅子島の幣串港と熊本県の水俣港を結んでいます。現在運航中の船の老朽化に伴い、獅子島汽船が県や長島町からの補助を受けおよそ2億円をかけて新たな船を導入しました。

総トン数19トンの42人乗りで、トイレがバリアフリー化されました。獅子島と水俣を30分で結び、1日3往復します。

23日は地元住民や関係者が参加してお披露目式があり、新しい船の内部やシートの座り心地を確かめていました。また、お祝いに紅白の餅まきもあり、港には島の人たちのにぎやかな声が響きました。

(獅子島汽船 須嵜隆文社長)「観光客を島に呼び込んで、獅子島が活性するようにしていきたい」

新たな船の運航は24日からです。運賃は大人1350円、中高生1030円、小学生以下は670円で島民は割り引かれます。