県担当者「空港全体としての利便性はそれほど大きく下がることはないのでは」

渡邉百音フィールドキャスター「取材して話を聞いていると福井県の方が多く、2024年まで北陸新幹線が福井まで通っていなかったことで、小松空港経由で関東などに行かれる方も多かったその利用者が根付いていたのかなと感じました。」

現在、小松ー羽田便は、日本航空が6往復、全日空が4往復で合わせて10往復運航されています。

これが10月26日からは全日空が2往復減って、合わせて8往復になります。

ただ運航がなくなる便の前後には、日本航空の便も設定されていて、県の担当者も空港全体としての利便性はそれほど大きく下がることはないのでは、とも話していました。

減便をきっかけに新幹線の利用がますます増えるのか、日本航空の一人勝ちとなるのか、羽田便の行方に注目です。

全日空の担当者は「減便は苦渋の決断だった。残った2往復はしっかり維持し、地域に貢献していきたい」としています。

また馳知事は、「便数維持を強く要望していたが、減便は大変残念である。一層の利用促進策を講じていきたい」とコメントしています。