復刻した記念誌に残る 当時の代表が不忘の碑に込めた願い

有志の代表を務めた当時の白石市議、庄子猛太郎(しょうじ・たけたろう)さんが64年前に寄せた文章の一節です。

「寛容と善意、理解と友情、人種、国境、思想を越える平和は『人間みな兄弟である』との愛の理想からのみ生れる」

青木昭宣さん
「当時の『人間みな兄弟』という言葉をいま思い出して平和のことをもう少し考えなくちゃ」

人種、国境を越えて平和を願う思いや、戦後手を差し伸べたアメリカ兵への感謝が当時の人々を突き動かし建立された不忘の碑。

異境の地で眠る34人を弔い、今も私たちに、平和とは何かを訴えています。