一部の農協で臨時の理事会 JA青森と八戸はいずれも「目安額通り」に
概算金の目安額の発表を受け、一部の農協で19日に臨時の理事会が開かれ、JA青森と八戸は3品種いずれも「目安額通り」とすることを決めました。

コメの概算金は、「JA全農あおもり」が示した目安額をもとに県内の各農協が金額を決めます。JA青森は、午後に臨時理事会を開き、「はれわたり」「まっしぐら」「青天の霹靂」3品種いずれも、JA全農あおもりの目安額と同額とすることを決めました。

JA青森 鹿内克之 代表理事組合長
「昨年から相当、コメが買い取りの競争みたいになっていて、JA青森にはそんなにいつもの通り入らなかった。流れたりして。今回はある程度高くなっていて良かったなと思っている」

一方で、JA青森は猛暑の影響で収量は「まっしぐら」で3割ほど減る可能性があるとの認識を示しました。

また、JA八戸の臨時理事会では、出席者から上乗せの声も上がりましたが目安額と同額とすると決定しました。

若林政秀 代表理事組合長は「12月末に契約見通しが立った段階で追加払いがあれば考えたい」としています。