港では向かうところ敵なしの『ギャング』 しかし彼らにも天敵が…?

港では向かうところ敵なしの『ギャング』たち。しかし、彼らでも天候には逆らえません。

マツダ・ロジスティクス 釆原健臣さん
「雨であったりというところで船の接岸が遅れたとき、スタート時間も遅れてしまいます。船の中の路面も濡れてきますので、船の種類によっては滑りやすい船もあったり、そこは細心の注意を払って」

この日、ギャングが船に積み込んだのは、およそ1500台。彼らは、一か月におよそ3万台もの車を世界へと送り出しています。

今後、自動車技術が進化し、自動運転などが発達しても『ギャング』はかかせないといいます。

マツダ・ロジスティクス 釆原健臣さん
「機械には、コミュニケーションをとることができないと思いますので、人の手がこれからも重要になってくるのではないかなと」

マツダ・ロジスティクス 梅田健太郎さん
「縁の下の力持ちではないけど、それを遣り甲斐に、工場から出てきたそのままの状態をお届けするっていうのに拘って作業しています」

広島港の『ギャング』たちは、マツダの作り手の情熱を、寸分の狂いもない匠な技で、世界へ届けています。