小学校クラスの3分の1外国人「みんな一緒」
逆に、外国人との“共生”をポジティブ捉えている人もいた。
県内の高校に通う女子高校生。ブラジル人やフィリピン人の同級生が多くいるという。

女子高校生(16・伊勢崎市民)
「外国人はフレンドリーな人が多いじゃないですか。けっこう楽しい」
「外国人だから、というのはない。みんな一緒みたいな。小学校から、外国人がクラスの3分の1くらいいたんで、多分環境で慣れている」
銭湯で外国人に接する機会が多いという60代の女性は、ある変化を感じていた。
60代女性(伊勢崎市民)
「よく風呂やサウナに行くんですけど、外国の方がすごく多くて。前はもう好き勝手やってたのが、段々気を遣って譲るようになったりとか、入り方もキレイになってきました。以前と違います」
「外国人も早く日本に溶け込みたい、日本人も外国人を受け入れようという姿勢がなんとなく出てきたかなって感じ。これだけ外国人が増えてきたから、そういった傾向に進んでいるような感じがします」
伊勢崎市で建設業を営む男性は、7~8年前から、外国人を従業員として受け入れるようになったという。
今は、必要不可欠な存在だと話す。
50代男性(伊勢崎市で建設業営む/太田市民)
「建設業に応募する日本人が少なくなってきた。来ても仕事が続かない。もう何十年も前から」
「外国人を受け入れないとやっていけないです、やっていけない」