■記憶にない父との生活
2人は1940年に結婚、その2年後、太平洋戦争が始まった次の年に満州で扶二子さんが誕生しました。

Q3人での生活はどのくらい続いた?
小山田扶二子さん(83)「私が生まれて(満州を)出るまでだから1年半くらい。でも(他の)仲間にはお腹の中に入っててまだ生まれてなかったとか、写真だけで会えなかったとか、そういう人も結構いるから私は幸せな方。記憶にはないけど」

扶二子さんが物心つく前に父・権蔵さんは戦地・沖縄へ。戦争が激化する中、扶二子さんは母と2人でえいさんの故郷・米沢に戻りました。















