自治会加入率低下…背景に「不公平感」も
自治会への入会を断る人が増えるなど、自治会員の成り手不足が叫ばれて久しい昨今。
例えば米子市では自治会加入率が2012年には65.5%でしたが、年を経るごとに低下し、5年後の2017年には62.4%に。
さらに5年後の2022年(4月30日時点)は58.5%と、6割を割り込みました。

低下を続ける自治会加入率。
背景には「不公平感」が浮かび上がります。
自治会に入ると、役員や班長業務が定期的に回ってくるほか、一般の会員も市の一斉清掃や出水期前の用水路清掃などに参加しなければなりません。
地域に設置している防犯灯の電気代なども自治会費で負担している部分があると言いますが、もはやお金の問題ではないと、自治会役員経験者は話します。