■残酷な「戦争」の記憶
これは、出征した上山出身の男性が戦地から家族に送ったはがきです。


3人の子どもの健康を気遣う様子など家族への思いがびっしりと記されていて、戦争とは、家族との日々を奪う残酷なものであることが伝わります。


他にも戦地に赴く男性に女性が送った手紙やお守り、戦時中に着ていた衣類などが展示されています。

東京から来た人は「うちのおじいちゃんが戦死したので、80年ということで気になって来た。おじいちゃんの遺品とか見たことがなかったので、そんな感じで生きてたのかなと、ちょっと切ない感じがした」

上山城郷土資料館 長南伸治 学芸員「戦争に実際に行き亡くなった人の遺品は、やはり感じるものもあり、戦時下を過ごした人が、どういった風景を見ていたか感じ取れる企画展になっている」
この企画展「戦争と上山」は来月15日まで上山城で開かれています。















