「生の戦争遺跡をみることがこれから大事」

 今年6月。地下壕について語り継ぐ活動をしている田中正志さんの案内で、地元の大学生がフィールドワークに訪れました。

 (帝塚山大学3年生)「地元にも戦争の遺跡があって驚きました」
 (帝塚山大学3年生)「高いところにつるはしの痕があって、昔の方々が大変だったんだろうなと思いました」

 田中さんは今後も若い世代にこの場所を知ってもらいたいと話します。

 (田中正志さん)「(戦争を直接知る)証言者がいなくなっていくので、生の戦争遺跡をみていくことがこれから大事になっていくし、人が働いたあとを通して、息吹も含めて感じて取れる場所だと考えているので、これからも大事に伝えていきたいと考えています」