工事関係者の証言「昼夜兼行で3交代だった」
取材を進めると、この突貫工事を指揮した旧日本兵の証言が残されていることが分かりました。
生駒市に住む77歳の田中寛治さん。地下壕の調査をする中で、当時、工事に関わった男性の証言を記録していました。
【1992年の映像より 田中寛治さん撮影】
「発破かけて導火線が1mくらいですかね」
旧日本兵の伊藤文三さん(当時68)。見習い将校として部隊を指揮していたといいます。
【1992年の映像より 田中寛治さん撮影】
(伊藤文三さん)「(Q労働時間は?)昼夜兼行でね。3交代だったと思います。(Q24時間仕事しているわけですね?)そうですね」「だから3か月でできたんですね」