「ちゃんと水分摂ってる?」1時間にコップ1杯が目安

 離れて暮らす親の健康を心配する人も多いようです。特に気がかりなのが、「健康」「介護」「認知症」の3つ(2024年issin調べ「高齢の親の健康と生活に関する調査」)。淀川地域在宅サービスステーションゆめ都島・大野義典施設長にチェックポイントを聞きました。

 1つ目が、水分補給。「飲み物を適切に飲んでいるか?」チェックしてほしいと大野氏は言います。トイレに行くのが億劫になり、水分摂取を控えがちになるのが高齢者。「トイレが間に合わなかった…」など“失敗”を経験すると、よりその傾向は強まります。

 熱中症・脳梗塞リスクが高まる今の時期は、特に注意が必要です。高齢者は「1時間あたりコップ1杯」を目安(厚労省より)にきちんと水分を摂るよう、チェックしてあげてください。