お盆休みで実家に帰省する際、気になるのが、高齢になった親のこと。物忘れ・健康状態・車の運転・実家の防犯などに不安を抱く人もいるかもしれません。
早めに“異変”に気付くための、実家と親のチェックポイントとは?防犯アドバイザー・京師美佳氏ら専門家に聞きました。
「近所付き合いがあるから…」で済ませていませんか?
パナソニックが行った「実家の防犯」に関する意識調査によると、約6割の人が「防犯対策に不安」を感じているということです(対象者:地方にある実家(一軒家)に両親が住んでいる20代~50代の男女800人)。
過去3年間で、実家の親が詐欺にあった、または、ヒヤリとする体験をしたという人の割合は23.4%。それにも関わらず、実家のインターホンは「ブザーのみ」だという人は3割にのぼります。
一方、実家の防犯に不安に感じていない人も。その理由として、(1)近所づきあいがあるから、(2)田舎で地域の治安が良いから、(3)常に人がいるから、などが挙がっています。これは見方によれば、“昔ながらの安心感”に依存していると言えるかもしれません。