シリアル番号などから父が出撃した日と重なる

26年前に亡くなった父、ロバート・フレミングさん。終戦の前の年の1944年、アメリカ陸軍航空隊に入隊し、爆撃機B29の乗組員として、東京や九州など日本列島を合計32回爆撃。うち6回は名古屋への攻撃、7800人が亡くなった、いわゆる「名古屋空襲」でした。

シリアル番号などから1945年3月19日、B29が落とした焼夷弾と特定されたこの不発弾は、父ロバートさんが名古屋に出撃した日と重なります。

(ボブさん)「80年前に父が(上空で)何を感じたのか理解するのは難しいですが…とても心動かされる光景です」

ボブさんが、名古屋空襲と向き合うきっかけになったのは、父の死後、遺品から見つかった“ある写真”。