富山県で30年以上続く、戦争の悲惨さをつたえる朗読劇の公演が終戦の日を前に開催されました。戦争を知らない世代が朗読で平和への祈りをつないでいます。

朗読
「周囲の丘の頂上付近から一斉放射を浴びた。生まれて初めて至近距離から撃ってくる銃弾の音はものすごく想像に絶するものがあった」
戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えようと、毎年富山市で終戦の日の近くに開かれている朗読劇。
今回のテーマは「戦争とふるさと富山~平和への誓い」です。

ちょうど80年前の8月2日に起きた「富山大空襲」。
B-29が投下した51万発以上の焼夷弾によって、富山の街は火の海と化し推定3千人が犠牲となりました。