核兵器をめぐり…揺れ動く世界のいま

実際、今、世界では...

プーチン大統領(2022年9月)
「我々を核兵器で脅迫しようとする人々は、自分たちが同じ目に遭う可能性があると知るべきだ」

ウクライナ侵攻以来、ロシアのプーチン大統領は、核の“恫喝”を繰り返しています。

トランプ大統領(2025年8月1日)
「『核』に対して、我々は備えなければならない」

アメリカは核戦力の近代化に力を注ぎ、“使える核”、いわゆる“戦術核”の開発を進めています。

また北朝鮮も“戦術核”の開発を進め、新型の駆逐艦に搭載が可能という見方もあります。

こうした国際社会の緊張が高まるにつれ、世界各国は防衛費の増額を迫られています。

トランプ大統領
「NATO加盟国は(GDPの)5%(の防衛費)が必要。2%では無理だ」

トランプ大統領は、NATO加盟国に対し、より一層の防衛費増額を要求し、各国も合意しました。

日本の防衛費も、「GDP比1%枠」が取り払われ、2027年度に「2%」とする目標を立て、急増中。

さらに、トランプ政権からは「3.5%」への引き上げを要求されています。