広島市に人類史上初めて原子爆弾が投下されてから、2025年8月6日で80年となりました。原爆で家族を失った仙台在住の被爆者・木村緋紗子さんは平和記念式典に出席し、核のない世界の実現を願いました。

木村緋紗子さん:
「年を取るごとに講演が下手になったなと自分で感じている。でも、自分が訴えようと思っていることは伝わっているだろうなと思っている」

仙台在住の木村緋紗子さんは、88歳になりました。講演会には木村さんの被爆体験を聞こうと大勢の人が集まります。

木村緋紗子さん:
「魚が腐ったのとはまた違います。全然においが違います、人間の体を焼くにおいというのはすごい。皆さんも嗅いだことはないと思うが、そういう人たちが広島市内にいっぱいいた」