被爆80年の広島へ「この地には犠牲者の骨が埋まっている」

8月4日、木村さんは生まれ故郷の広島を訪れました。

木村緋紗子さん:
「私自身が年が年だから、いつ何時どうなるかわからない。1年1年を大事に。広島に1年に1回はなるべく来ようと」

木村緋紗子さん:(語り部をしながら)
「これは祖父なんです。1週間ずっとウジ虫取りをしました」

広島市中心部で行った語り部。相手は、平和学習のため仙台から木村さんに同行した人たちです。

木村緋紗子さん:(語り部をしながら)
「この広島の地で語り部をすることは本当につらい。広島の地は、7つの川があって、間に皆さんが倒れていったのを私は見ている。絶対にうそではない。そういう気持ちで地を踏んでほしい」

話を聞いた20代女性:
「この地に(原爆犠牲者の)骨が埋まっていると聞いて、今まで聞いた話よりずしんと心に響いた」