売れる車は? 日本とアメリカの違い
井上キャスター:
確かに、今の話を伺っていると理不尽すぎる状況だと感じます。

一方、アメリカで売れている日本の車をみていきましょう。たとえばトヨタの「タコマ」は、アメリカ市場のニーズに合わせてピックアップトラックになっており、アメリカだと売れるわけです。
ほかにも、日本ではあまり見ない大型のマツダ「CX-50」、スバルの「フォレスター」など、日本企業はアメリカのニーズに合わせて手を変え品を変え、しっかりといいものを作っています。

その中で、トランプ大統領は「日本が我々の自動車も輸入する。フォードのF-150(エフ・ワンフィフティ)は大成功を収めるだろう」と話しました。このフォード「F-150」はどんなものなのでしょうか?

岩井記者:
幅が2メートル超、高さ1.9メートル超と、とても大きい車です。運転席にのぼるのも結構大変な大きさではないでしょうか。
特に日本の道は広い道だけではないので、このような車が本当に通れるのか、さらに駐車場に停められるのかといったところも考えていかなければいけないと思います。
出水麻衣キャスター:
この車が入ってきても日本市場で成功するかというと、環境が違うので、なかなか諸条件で難しそうです。
井上キャスター:
それをトランプ大統領に「日本が営業活動をしていないから、あんたたちのせいだ」と言われても…。
肉乃小路ニクヨさん:
小さい車を作って売ればいいのに、と感じてしまいますよね。