泰子さんが行方不明となってから2年。
荒川さんは、同じ境遇で悩む家族の支えになろうと、今年7月、ある会を立ち上げました。
荒川勉さん
「認知症行方不明者家族山陰の会といいます」
荒川さんが立ち上げたのが”認知症行方不明者家族山陰の会”。
行方不明になった家族を抱える人たちの心と体の負担を和らげ、情報を共有し、お互いに支え合い捜索の協力などを行う場を目指しています。
荒川勉さん
「本当にまだ生まれたばかりの会なので決めても何もなくて、赤ん坊くらいの活動なんですけど、いまは私1人しか会員がいませんので、認知症の人と家族の会の各支部の方からご協力をいただいておりますので、そちらの方たちと力を合わせてこの会を広めていきたい」