隣で寝ていたはずの妻が、朝起きるといなくなっていた…。
認知症を患う妻が突然自宅から失踪し、帰りを待ち続ける夫が鳥取県米子市にいます。
行方不明となってからきょうで2年。夫は今、同じ痛みを抱える人たちと手を取り合おうと、新たな一歩を踏み出しています。

「2年という月日は、本当に自分の中ではあっという間に過ぎてしまいまして、2023年の8月8日に妻が行方不明になってから、必死になって自分でできることを全てやってきました」

こう話すのは鳥取県米子市に住む荒川勉さんです。

2023年8月8日、朝起きると隣で寝ていたはずの妻・泰子さん(当時59歳)の姿がなく、それ以降、行方が分からないままです。