全国新酒鑑評会での金賞の受賞数全国1位を目指して、長野県は醸造技術の向上に活用するためのクラウドファンディング(CF)を始めました。

県によりますと、目標の金額は200万円で、2026年の3月31日まで、県が直営する納税受付サイト「ガチなが」で受け付けます。

寄せられた寄付は、県外の杜氏を招いた純米酒醸造技術向上のための研修会の開催や、県内の酒蔵が醸造した日本酒の成分分析、全国新酒鑑評会での金賞受賞を目指した出品相談など、県内の酒蔵の醸造技術向上のために活用するとしています。

5000円以上の寄付をすると、信州の地酒を試飲することができる「長野県の日本酒の魅力を発信するセミナー」に参加することができ、ここで寄せられた感想や意見を蔵人にフィードバックするとしています。

113回目の開催となった2025年の全国新酒鑑評会では、県内の12銘柄が金賞を受賞しましたが、兵庫県と福島県が16銘柄、新潟県が15銘柄を受賞していて、全国で4位でした。