過去には「ウルトラセブン」に「ポケモン」も!?
個性的な山車が勢ぞろい!「前ねぶた」の過去作品

リヤカーに乗せて運行されるほど「小型」で、個性的な造形が魅力の「前ねぶた」。過去には一体どのような山車があったのでしょうか?

2022年に「星野リゾート 青森屋」がねぶた師の北村麻子さんに依頼して制作した「前ねぶた」は、リンゴ柄の手ぬぐいを首にかけ温泉につかるねぶたが表現されています。いつもは勇壮に睨みを利かせているねぶたですが、この「前ねぶた」では、とても気持ちよさそうに温泉につかっていて、そのギャップがとても魅力的です。

2017年の祭で前ねぶたとして出陣した「ウルトラセブン津軽大決戦」。「ウルトラセブン」が、放送開始から2017年で50年を迎えたことを記念して青森市の40代の有志、3人でつくる「ウルトラノ會」が企画したこちらの「前ねぶた」。400万円を超える制作費は、インターネットで資金を募り調達されました。

この他にも、ブサかわ犬として人気の「わさお」を題材にしたものや、ポケモンを題材にしたものなど…。大型では見られない、それぞれの個性が「前ねぶた」最大の魅力です。

2025年も多くの個性豊かな「前ねぶた」が祭りを盛り上げています!