
宮島に自生している「浜香」を使ったハーブティーや、レモンの果汁とオイルと使い、プチっとした食感が特徴の「瀬戸内レモンジュエリー」など、知る人ぞ知る商品も紹介しています。

おりづるタワー 大黒淳子さん
「広島って本当にいいところなんだよっというのをアピールしていきたいですし、G7が終わった後も広島に興味を持っていただいて、お越しいただいたらいいなと思っています」
店内には、G7にちなんだ商品も…。

7か国の国旗をイメージしたボールペンの販売も始めました。

広島での開催をチャンスととらえ、今後もサミットにちなんだコーナーを増やしていきたいとしています。

ことし5月、アメリカのバイデン大統領が来日した際、2つの県産品に注目が集まりました。

1つは、県東部・神石高原町のブランド牛「神石牛」です。

首脳会談の一環としてテーブルを囲んだワーキングランチ。そこで振る舞われたのが、「神石牛ヒレ肉のグリル」でした。

大統領をもてなした食材として突如、注目を集めました。
そして、もう1つは、「広島レモンサイダー」です。

日米首脳の夕食会で、お酒を飲まないバイデン大統領との「乾杯」のために出されたメニューが、広島レモンサイダーでした。

そのことが伝えられると、製造するJA広島果実連には注文が殺到…。すさまじい反響があったといいます。

JA広島果実連 川田洋次郎 代表理事会長
「一気に発注が来まして、再発注、再発注ということで、たいへん反響は大きかったですね」

県内では、多くて1日10本程度の売れ行きが10倍近くにはね上がった店も…。

東京にある広島のアンテナショップでも広島レモンサイダーは売り切れ…。

在庫もなくなったため、生産計画を前倒しして対応したといいます。

川田洋次郎 代表理事会長
「その後の反響で、こっちがぶったまげたという感じでしたね」