今月6日に行われた公演。総文祭前、最後の地元公演です。
伊集院高校の演劇部は3年前にできたばかりで、部員26人のほとんどが演劇初心者。

直前まで演出の確認に余念がありません。音響や照明は自分たちでセッティングします。

(照明担当・2年 西紗知穂さん)「緊張。リハーサルで失敗したら、本番も失敗したと同様」

およそ500人の観客を前に本番へ。MBCの局員が祖国復帰をラジオで全国に伝えるシーンです。

(観客)
「何度も泣いた」

「高校生が一生懸命で、素晴らしい演技だった」

(ラジオの技術課長役 林蓮斗さん)「鹿児島って奄美でこういうことがあったと知ってもらえるきっかけなれば」

(アナウンサー役 小梁川颯さん)「劇を通してでも戦争について家族と考えたり、友達同士で考えたりできることを伝えていきたい」