◆「水を飲んでしのいでいます」「子どもが遠慮することもある」
アンケートには保護者の悲痛な声が綴られています。
・お米だけでなくいろんな物価高騰で生活が苦しいです。お風呂に何日も入らないとかトイレを流さないとか細かく節約をしても厳しいです。
・最近いつも食事不足で野菜も足りておらず、麺類1人分を親子二人で分けたりしています。普段は水を飲んでしのいでいます。
・シングルマザーですが、過労で倒れ病気で療養中です。物価高騰で食料が満足に買えず、子どもに我慢させることも増え、子どもが「僕はいらないよ」と遠慮することもあります。
・本当にお米が必要なんです。子どもたちにお腹いっぱい栄養あるものをただ食べさせてあげたいだけなんです。たまにはハンバーガーも買ってあげたいです。
・今年の夏は猛暑になると言われていますが、お米や食料品の高騰で生活費が圧迫されることを考えると、とてもエアコンは使えないと思っています。
さらに夏休みには給食がなくなることで、家計では食費の負担が増え、子どもが十分な栄養を摂れなくなる可能性も高まります。こうした食生活の悪化は子どもの成長や健康状態にも影響します。アンケートにも子どもがイライラしたり集中力が落ちることが多いという回答だけでなく、「病気にかかりやすくなった」「体重が増えていない」「身長が伸びていない」といった回答も2割~3割あり、看過できない現状が浮き彫りになっています。