東京・豊島区は、20日に投票が行われた参議院選挙で36人分の不在者投票が無効となったことを明らかにしました。

豊島区によりますと、今月18日、区の宿直担当者が病院や介護施設などから届いた36人分の不在者投票を郵便で受け取りましたが、選挙管理委員会事務局などに連絡しないまま、他の郵便物とともに保管していたということです。

投票日の翌日となるおととい、別の宿直担当者が不在者投票が入った郵便物に気付いたことで発覚。しかし、すでに集計が終了していたため、36人分の東京選挙区と比例代表の票、あわせて72票分が無効となりました。

区は今後、再発防止を徹底するとしています。