滋賀県の三日月大造 知事は、22日に青森県庁を訪れ、2026年に青森で開催される障害者スポーツ大会に向けて、2025年の開催県として手話通訳者を派遣することなどノウハウを共有していくことで合意しました。
23日から2日間開催される「全国知事会議」に出席するため、青森県を訪れている滋賀県の三日月 知事。22日は、青森県の宮下宗一郎 知事と共同で記者会見を開き、障スポをより良い大会にするために、2025年に開催する滋賀県と2026年に開催する青森県が、大会運営のノウハウを共有することを確認しました。
青森県 宮下宗一郎 知事
「我々にとっては初めての大会となるが、滋賀県の経験を生かせることは大変貴重な機会をいただいたと思っている」
両者の取り組みとして、2026年の開催に向けて2025年、青森から滋賀に職員を派遣し、実際に運営を経験するほか会場の実況を担当するアナウンサーも派遣します。
また、2026年は滋賀県からは大会を経験した手話通訳者などの派遣を受け、ボランティアの質を向上させるとしています。
滋賀県 三日月大造 知事
「青森県にも積極的に(ノウハウを)お伝えしたいということで、宮下知事に直接電話して『やりませんか?』と投げかけました。その根底には、障スポを機会に障害者施策を進める、共生社会を作っていく、こういう思いを持ってご相談の呼びかけをした」
両知事は、最後に大会のマスコットキャラクターのぬいぐるみを交換したほか、宮下知事から三日月知事へ金魚ねぶたがサプライズで贈られました。