震度6強の揺れを観測した青森県東方沖地震で、住宅被害が相次いでいる八戸市糠塚地区に、熊谷雄一 市長が被害状況の視察に初めて入りました。

八戸市糠塚地区では、8日に震度6強の揺れを観測した地震で、住宅や外壁の損傷、駐車場の地割れなど大きな被害が出ています。

熊谷市長は、地震発生から11日が経過した19日に初めて現地を視察。罹災証明書を申請した住宅に訪れました。

八戸市 熊谷雄一 市長
「これからですね。対策を進めてまいります」

罹災証明書を申請した住人
「全然音沙汰ないし、市では何も考えていないのかなと思うぐらいだった…。市でごみを処理してくれれば助かると思う。ガラス類はどうするとか…何か、説明してもらいたい。回収してくれるとか、そういうのをお願いしたいです」

視察を終える直前には、被害にあった別の住人からも…。

住宅が被災 佐々木敬子さん
「ちょっとだけ。本当に3分だけでもいいですから」

急遽予定を変えて、内部の被害状況を確認しました。

住宅が被災 佐々木敬子さん
「気持ちが違いました。見てくれて少しは気が晴れました」

市民からの罹災証明書の申請は、18日現在165件となっています。