暑い日が続いていますが、そんな中、昨夜(21日)香川県高松市の兵庫町や古新町など中心市街地で停電が発生しました。
真夏の熱帯夜の停電。住民は家にいられず、涼しい場所への避難を余儀なくされました。
(警察のアナウンス)
「現在、古新町において停電が発生しています。住民の皆さん、熱中症には十分お気を付けください。営業中の大型ショッピングセンターやエアコンの効いた車内での一時避難も検討してください」

きのう午後8時ごろ、高松市中心部の磨屋町・兵庫町・古新町の一部、約200戸で停電が発生しました。
マンションやホテルがあるエリアです。四国電力送配電が復旧作業にあたりましたが、原因はすぐにはわかりません。

気象台によりますと、この時間、高松市の気温は30℃を超えていました。住民は、外に出て暑さをしのぎながら復旧を待ちました。
(記者)
「今どういう状況?みんな」
(家の外に出ていた男の子)
「今、家にいたら暑いので車に避難していました。ちょっと初めてなので、ちょっとドキドキしています」
(記者)
「家の中、暑いですか?」
(お父さん)
「暑いです」
(記者)
「しっかり水分とってね、そうそう」(男の子、水分とる)
「しっかり水分とって。気を付けてください、ありがとうございました」
近くの交差点です。信号が消えたため、警察が出て、交通整理にあたりました。街灯は停電の範囲外から電気が送られていたため影響はありませんでした。

そして、午後10時前…
(記者)
「(電気)つきましたね」
(外に出ていた人)
「はい、つきました。よかったです。でも(午後)8時…8時4分(※正確には8時5分発生です)から今まで」
(記者)
「2時間弱」
(外に出ていた人)
「はい」
(記者)
「やっぱり停電が起きると大変ですね」
(外に出ていた人)
「そうですね、ありがたみを感じました」
四国電力送配電によりますと、原因は「利用者の設備の故障が配電線に影響したため」ということです。