高校生ラガーマンの聖地・花園で、今月末から全国高校ラグビーが開かれます。5年連続で出場する岡山代表の倉敷高校は、目標のベスト8に向けて、ユニークでハードな朝練に打ち込んでいます。

夜明け前の午前5時。倉敷高校ラグビー部の一日が始まります。

(倉敷高校 梅本勝監督)
「よーいドン!」

2日に1回行われるハードな朝練。恒例の雑巾がけでは、最長100メートルの廊下を10往復します。低い姿勢はタックルやスクラム。そして、ラグビーにおいて肝心要の強い気持ちを鍛える狙いがあります。

(梅本勝監督)
「真面目さとか、きついけど頑張ろうとか。人を助けに行く、仲間を救いに行くというところに僕は通じていると思います」

(NO8 コンウェイ・リード主将/3年)
「雑巾がけの姿勢をディフェンスで意識しています。だいぶきついです」

(センター 武藤柾斗選手/3年)
「最初はきつかったんですけど、いまは日常になっていて」