任期満了に伴う参議院選挙が20日投開票され、沖縄選挙区では「オール沖縄」が支援する新人の高良沙哉さんが初当選を果たしました。


高良さんは、物価高対策として消費税の減税やガソリンの暫定税率の廃止を訴えたほか、普天間基地の辺野古移設反対を掲げて26万5000票あまりを獲得し初めての当選を果たしました。


▼初当選した高良沙哉氏
「平和に対する沖縄の声をしっかりと届ける議席がやっぱり必要なんだという県民の思いや信頼というものを引き継ぐ、そういう戦いでもあったと思っていますのでその重み、きちんと背負っていかなければならないと思っております」

一方、自民党公認の奥間亮さんは離島振興を掲げ、参政党公認の和田知久さんは消費税廃止などを訴えましたが、およびませんでした。

最終投票率は56・75%で前回を6・19ポイント上回りました。

<お詫び>
RBCが参議院選挙沖縄選挙区の開票速報をHPや配信でお伝えした際、入力ミスにより一部自治体の開票状況を一時的に誤ってお伝えしていました。当選確実の判断に影響はありませんでした。