水郷日田の夏の風物詩「日田祇園祭」が26日から始まるのを前に、恒例の集団顔見世が20日夜、2年ぶりに開催され、豪華絢爛な山鉾が一堂に集まりました。
日田祇園祭はおよそ300年の歴史があり、曳山行事はユネスコの無形文化遺産に登録されています。
祭り本番を前に20日、集団顔見世が行われ、各地区の山鉾8基がJR日田駅前に集結。一斉に提灯が灯されました。集団顔見世は去年、雨の影響で中止となり、2年ぶりとなります。

間近で山鉾の迫力を感じてもらおうと、今年は初めて有料の観覧席が設けられました。見物客は美しく優雅な光景に魅了されました。
(見物客)「毎日楽しみに待っていたのでとてもうれしい」「きらびやかで華やかで風情があってすばらしいと思う」
水郷日田の夏を彩る日田祇園祭は、26日から2日間行われます。