デモの最中には、抗議の内容について主催者に質問する若い男性の姿もありました。
▼通りがかりの男性
「今年19歳になります。なんでだろうと、いろいろ深掘りしているんですけど、こういうヘイト選挙というのもあるんだなと聞いて、また一つ勉強になりました」
選挙運動を利用したヘイトスピーチについて、ヘイトスピーチの問題に詳しい白充(ペク・チュン)弁護士は「票を獲得するために、より過激なことを言うようになっている」と語ります。
▼白充弁護士
「SNSやネット上で過激なことを言うことで、それが嘘であろうが注目される発信をすることで、閲覧数が伸びたり『いいね』の数が増えたり、というようなことが、リアルの世界の選挙運動という場面で、それと同じような構造が起きてしまっている」
