クマの数増加で生息分布拡大か?住宅街を避ける習性も

井上キャスター:
なぜ複数のクマが、住宅街におりてきているのでしょうか?

北海道・福島町の事例を時系列で見ていきます。

▼9日 クマを目撃・痕跡
▼10~11日 クマのフンなど複数の痕跡
▼12日 新聞配達中に襲われ男性死亡
▼13日 警察官がクマを目撃
▼14日 ごみ収集所で荒らされた跡

そもそもクマは住宅街を避ける習性があるといわれていますが、佐藤教授によると、クマの数が増加したことで生息分布が拡大し、行動範囲が広くなり住宅街までおりるようになってきたといいます。

そのため、最近のニュースでも、山ではなく住宅街で襲われることが多くなってきているようです。

タレント・俳優 青木さやかさん:
クマの生息場所や遭遇したときの対応の常識が徐々に変わってきているように感じます。

神奈川の山の方に行くと、生活圏内にも「クマに注意」と書かれているところがあって、今までの感覚を見直したほうがいいなと思います。