夏の甲子園をかけた高校野球鹿児島県大会はきょう14日から2回戦です。強豪・神村学園に鹿屋工業が挑みました。

県大会40連勝中の神村学園と、鹿屋工業の対戦。初回、鹿屋工業は先頭の鬼塚脇が出塁。3番・郡山がチャンスを広げ、1アウト3塁・1塁で、4番・丸山。ここは、神村学園のエース早瀬がダブルプレーに打ち取ります。

そのウラ、神村は連打でチャンスを広げノーアウト満塁。内野安打の間に先制します。

さらに5番の田中。センターに抜ける当たりで追加点。この回3点を奪います。

神村は2回にも。1アウト1塁から、結城。タイムリー3ベース。入来田も続き、点差を5点に広げます。

それでも鹿屋工業は篠山が持ち直し、ランナーを出すも、3回以降無失点で粘ります。

しかし、神村先発・早瀬の9個の三振を奪う力投に、鹿屋工業は攻撃の糸口を見つけられません。

7回ウラ。神村は1アウト3塁・2塁から、4番梶山。走者2人が生還し、7対0。得点差コールドゲームで、神村が3回戦進出を決めました。

(鹿屋工業 伊地知健一監督)「ひるむな、逃げるな、堂々と、合言葉を体現してくれたから、胸を張ってユニフォームを脱いで」

(鹿屋工業3年 西野大翔主将)「いいチームだった。楽しく3年間野球ができて良かった」

【試合結果】
◆平和リース球場
神村学園7ー0鹿屋工業(7回コールド)
鹿児島南6ー5川内商工(延長10回タイブレーク)

◆鴨池市民球場
尚志館4ー3武岡台(延長10回タイブレーク)
鹿児島実業10ー0甲南(6回コールド)

あす15日も2回戦4試合が行われます。