秋に収穫されたばかりの新米で醸造しました。今シーズン最初の日本酒が、香川県多度津町の酒造会社で完成しました。新酒の完成を伝える杉玉が吊るされました。
創業およそ230年の日本酒メーカー、香川県多度津町の西野金陵(にしの・きんりょう)です。しぼったばかりの新酒を神前に供えて、この冬の酒造りの安全などを願う「新酒初しぼりの儀」が行われました。

原料となった香川県産の酒米・オオセトは夏の好天に恵まれたため、出来も上々と言います。

(西野金陵多度津工場 酒井史朗製造課長)
「フルーティーな香りとジューシーな旨味が調和したいい仕上がりになっていると思います」

完成した新酒は、初しぼりの名前でおよそ3万本が全国に出荷されます。