太平洋戦争で亡くなった人たちを追悼する式典が12日、肝付町で開かれました。

12日開かれた戦没者追悼式には遺族などおよそ120人が参列しました。肝付町によりますと、町内の戦没者は旧高山町と旧内之浦町あわせて1354人です。式では関係者が順番に献花し平和の祈りを捧げました。

(戦没者内之浦地区遺族代表 串崎實光さん)「もっと気持ちを深め平和が続くことを願い、きょう参列に及びました」

(肝付町 仮屋寅視さん)「亡くなった兄きょうだい、親が一生懸命してくれたから、きょうになったと思う」

今年は戦後80年です。遺族の高齢化が進む中、歴史をどう語り継いでいくのかが課題となっています。