熱戦続く高校野球夏の県大会。10日は、6年ぶりの初戦突破へ、出水が鹿児島商業に挑みました。

雨が降るなか始まった平和リース球場の第2試合は、鹿児島商業対6年ぶりの2回戦進出を目指す出水。

出水は初回、先頭の主将・坂之上がフォアボールで出塁すると、チャンスを広げノーアウト満塁に。しかし、後続がつながらず、先制とはなりません。

対する、鹿児島商業は2回ウラ、ノーアウト満塁とチャンスを作り、7番・今井。
走者一掃のタイムリー2ベース、鹿児島商業が先制します。

4点を追いかける出水は続く3回、チーム初ヒットが生まれ1・2塁とすると、石塚のこの打球で鹿商の守備が乱れ1点を返します。さらにチャンスが続きましたが、4番、5番と二者連続三振。鹿商先発・2年生の福元がピンチをしのぎます。

福元は、その後もテンポの良いピッチングで7回8奪三振と好投し、鹿児島商業が8対1で勝利。出水は6年ぶりの2回戦進出とはなりませんでした。

(出水3年 坂之上耕平主将)「今年はなんとか1勝したかったが、叶わなかったので後輩に託したい」

【試合結果】
◆平和リース
出水中央10ー0鹿屋(5回コールド)

◆市民球場
鹿児島情報11ー0志布志(5回コールド)
錦江湾8ー5沖永良部