鹿児島県内は11日夜にかけて、局地的に激しい雨が降る見込みです。土砂災害や低い土地の浸水などに注意してください。

県内には、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。

(記者)「鹿児島市では、2週間ぶりの雨となりました。雨が降ったりやんだりと変わりやすい天気が続いています」

11日予想される1時間降水量は多いところで薩摩地方が30ミリ、大隅と種子島・屋久島地方が50ミリ、奄美北部と十島村で40ミリ、奄美南部で30ミリです。

24時間降水量は多い所で、薩摩地方が120ミリ、大隅と種子島・屋久島地方、それに奄美北部と十島村で150ミリ、奄美南部で100ミリです。

気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけています。

また十島村では、これまでの地震で地盤が緩んでいる可能性があるため、今後少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。注意してください。