伊佐市出身の作家が鹿児島弁の本をつくっています。完成すれば県内の小学校に贈られる予定です。
鹿児島弁の本をつくっているのは伊佐市出身のフリーライター末吉順治さん(78)です。鹿児島弁を子どもたちに身近に感じてほしいと5年かけて県本土や離島を調査しました。
「ありがとう」は、県本土では「あいがともさげもした」奄美大島では「ありっがっさま」徳之島では「おぼらだれん」などがあり、本では、3550の言葉が18万7000種類の方言で紹介されるということです。
(末吉順治さん)「言葉は生き物であり、常に変化をして、老化もしていく。鹿児島弁らしく、続いていくといい」
3000冊の本は早ければ10月に販売予定で、県内497の小学校にも1冊ずつ贈られます。