夏の高校野球鹿児島大会は5日目。9日は3年生がわずか3人の種子島中央が、シード校の鹿屋中央に挑みました。

種子島中央はエース砂坂と和田の3年生バッテリーが、序盤から鹿屋中央打線を抑えます。1対0と鹿屋中央リードで迎えた4回表。1アウト2、3塁のピンチ。

(キャッチャー 和田悠仁選手)「(砂坂)光司自身が自信のある球をどんどん投げてきてもらいたいという思いでリードした」

このピンチを無失点で切り抜けます。

すると5回ウラ、砂坂の2ベースヒットを皮切りに、6番名越がレフト前にタイムリー。1点差に詰め寄ります。

砂坂は3点を追う7回にもセンターオーバーのタイムリー3ベースヒット。

しかし終盤8回、鹿屋中央が8本のヒットで一挙7点。11対2の8回コールドで鹿屋中央が2回戦に進みました。

(種子島中央 田上響己選手・3年)「2人のおかげで1試合走り切ることができた」

(種子島中央 砂坂光司投手・3年)「本当に頼れるチームメイトだった」

(種子島中央 和田悠仁キャプテン・3年)「後輩たちはどんどん勝ち上がって、甲子園出場を成し遂げてほしい」

【試合結果】
◆平和リース球場
出水工業21ー0市来農芸(5回コールド)
川薩清修館8ー0奄美(7回コールド)

◆鴨池市民球場
川内2ー1枕崎(延長10回タイブレーク)