夏の甲子園をかけた高校野球・鹿児島県大会は熱戦が続いています。8日、1回戦は国分中央と鹿児島が対戦し、白熱した投手戦となりました。

鹿児島は初回、国分中央の先発ピッチャー川瀬を攻めたて、ツーアウトランナー1、2塁とし、5番大須がレフト前にはじき返し、1点を先制します。

一方、1点を追う国分中央も続く2回表、ツーアウト1、2塁のチャンスをつくり、8番川瀬。ヒット性の当たりでしたが、鹿児島のライト平川がスーパーキャッチで阻止します。

鹿児島はピッチャー今村が9つの三振をとり、国分中央打線を1安打におさえる好投。試合は1対0で、鹿児島が完封勝利しました。

(国分中央高校 安井渉監督)「チーム内も最高でした。きょうのゲーム、ベストゲーム。負けてしまったけれども」

(国分中央高校 柳田大志主将)「最後こうやって負けてしまったけど、粘り強く戦うことができたので、本当に最高な高校野球人生でした」

【試合結果】
◆平和リース球場(1回戦)
鹿児島1-0国分中央
鹿児島工18-1大口・鹿児島第一・蒲生・串良商業(5回コールド)

◆鴨池市民球場(1回戦)
加治木高校10-0ラ・サール(5回コールド)
指宿商業4-2曽於高校